セリーグのペナントレースを振り返る [セリーグ]
読売がセリーグ優勝を決めました。今年のセリーグのペナントレースほど予想が簡単だった年は近年に無いでしょう。オープン戦前の段階で、解説者・評論家の9割以上が読売の優勝を予想、私を含めたファンの大部分も、読売の優勝を予想していました。競馬に例えるならガチガチの鉄板レース、単勝でも110円くらいの配当にしかならないレースです
それも当然。読売の超大型補強は毎年秋の風物詩ですが、去年のオフだけでも杉内、ホールトン、村田とタイトルホルダー3人を他球団から強奪。親会社の金に物を言わせた補強に次ぐ補強で、“巨大戦力”と評されていたほどですから。
この優勝を支えた先発投手陣を勝利数の順に見てみると、現段階で二桁勝利をあげている投手は3人いますが、
内海(14勝):裏金を積んでオリックスのドラフト指名を拒否させて入団させた。
杉内(12勝):FA強奪
ホールントン(11勝):他球団からの強奪
という顔ぶれです。
一方、超鳴物入りで入団した生え抜きの投手達を見ると、
辻内:プロ7年目で未だに一軍登板無し
野間口(自由枠):一軍登板無し
金刃(希望枠):一軍登板無し
久保裕也(自由枠):投球回数1イニング。3失点。
と惨憺たる有様です
そろそろアマチュアの一流選手達にも、「読売に入団したら潰される」という認識が広まるんではないでしょうか
巨人軍非栄光の歴史 (ノンフィクション・オブ・ベースボール)
- 作者: 石川 隆太郎
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 1996/02
- メディア: 単行本
タグ:読売
コメント 0