首位攻防天王山第1戦は、無敵吉川光夫を撃破して逆転勝ち!! [ライオンズ]
今日からは屋敷に日ハムを迎えての首位攻防天王山3連戦。借金9の最下位から這い上がって来たライオンズ、首位日ハムとは2.5ゲーム差です。この3連戦、最低でも2勝1分、出来れば3連勝しておきたいところ。2勝1敗では後の戦いがかなり苦しくなってしまいます。
その大切な初戦の先発マウンドを任されたのは去年まで通算3勝8敗ながら今年既に8勝を上げた急成長株の野上。対する日ハムはこれまた去年までの3年間勝ち星ゼロだったのに今年リーグトップの防御率1.66で13勝をあげている吉川光夫、しかも8月以降素晴らしいピッチングで6連勝中です。
試合は1回表いきなり先頭の陽岱鋼にヒットを許すと、一昨日までのオリックス3連戦で11打数7安打5四球と絶好調の糸井にライトにタイムリースリーベースを打たれます。続く中田翔は打ち取った当りでしたが、前進守備のサードの頭上を越えてタイムリーになってしまい、いきなり2点を先制されます。なおも1アウト1、2塁とピンチが続きますが、後続は何とか抑えました。
ライオンズも1回裏すぐ反撃します。先発吉川光夫の初球を、先頭打者の浅村がレフトスタンド中段に5号ソロを叩き込み1点差とします。
野上は2回以降立ち直り、7回までの6イニング、強力日ハム打線をノーヒットに抑え込みます。しかし8回表1アウトから陽岱鋼に久しぶりにヒットを許すと、続く西川遥輝の送りバントをファーストのオーティズがエラーし、1アウト1、2塁のピンチを招きます。ここで野上は降板。ビハインドながら登板したウィリアムスは四球で1アウト満塁としてしまいますが、4番中田翔に犠牲フライも打たせずファーストファールフライに打ち取ると、5番稲葉もセンターフライに打ち取り、その後の打線の反撃に望みを繋げます
直後の8回裏、熊代のヒットを足がかりに2アウト2塁のチャンスを作ると、浅村がタイムリーを放って同点。
さらに秋山翔吾もヒットで続き、中島裕之が左中間を破る勝ち越しの2点タイムリースリーベースを打って、ついに吉川光夫をKOします
こうなれば9回表は当然涌井が登板。先頭の小谷野にヒットを打たれますが、ホフパワーと鶴岡慎也を連続三振に斬ると、最後は代打近藤健介をサードゴロに仕留めてリーグ単独2位の25セーブ目。トップの武田久に3つ差と迫りました。
初戦を勝ったライオンズは、これで貯金を二桁にして首位日ハムに1.5ゲーム差。明日は4年ぶりに二桁勝利をあげた石井一久が先発します。
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