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ヤクルト借金19を完済。ホワイトセルの爆発続く。 [セリーグ]


(この記事はブログの管理上、タイムスタンプを変更してあります。)

ヤクルトが19もあった借金(負け越し)を完済して5割に復帰しました。これは44年ぶりの快挙だそうです。

ヤクルトは小川監督代行の指揮になってから、連勝を重ねてます。高田監督の1年目のヤクルトを見れば、決して高田監督が無能だから低迷してたわけじゃないと思いますけど、これだけチームが変ったのはやっぱり小川代行の功績と言わざるをえません。れおにゃみは小川代行の現役引退直前に産れたので現役時代を知りませんけど、河合楽器野球部出身っていうことでちょっとだけ贔屓にしてます。

さて、敵地ナゴヤドームで中日に勝ち越して神宮に戻って来た今日の横浜戦、0-0で迎えた3回裏、横浜の先発清水直に打線が襲いかかります。青木、田中浩康の早大コンビが連続内野安打、1アウト後ホワイトセル、畠山が連続タイムリー、さらに四球で満塁にすると、宮本が内野安打。これをセカンドのカスティーヨが悪送球して2者生還し4-0。さらに川端のピッチャーゴロを清水尚が悪送球してさらに2者生還。この回5安打で大量6点を先制します。

4回表にハーパーの12号ソロで1点を返されますが、4回裏にはホワイトセルの11号ソロが出て、新外国人大砲の競演で7-1。7回表に1点取られると、7回裏には再びビッグイニングを作ります。1アウトから畠山がヒットを打つと、代走に出た2年連続盗塁王の福地が19個目の盗塁。この回は川端のタイムリー、田中浩康の2点タイムリーツーベース、飯原の2点タイムリーなどで13-2と国際試合ならばコールドゲームの点差。

ヤクルトの先発村中は、8回表味方のエラーも絡んで3点を取られてなおも1死1,3塁として降板しますが、2番手松井光介はその後の1死満塁で内川を併殺打に打ち取り、結局[1][3][5]の大量点差でヤクルトが圧勝。村中は7回1/3を自責点3で二桁勝利に王手をかけました。



さて、ヤクルトのこの快進撃、いくつかの理由が見出せると思います。最大の要因はホワイトセルの加入でしょう。6月にヤクルトに加わったこの新外国人は、打率 .329、出塁率 .441、長打率.664、従って OPS=1.105 と文句なしの働き。Wikipedia にも「OPS が .800 を超えれば一流、.900 を超えるとオールスター級の優秀な打者、1.000 を超えると球界を代表する強打者とされている。」とあります。ちなみに王貞治の OPS は 1.080、長嶋茂雄が 0.919、松井秀喜の NPB 時代が 0.996 ですから、ホワイトセルの成績がいかに凄いか解ると思います。このホワイトセルを軸として3番飯原、5番畠山のクリーンアップがしっかり機能し、出塁率の高い青木と田中浩康の1、2番を固定出来てることが大きいでしょう。

次に先発投手陣の充実も挙げられます。開幕から絶不調で連敗を重ねた石川が今は連戦連勝で既に9勝、去年5勝だった 20歳の由規も4連勝中で現在9勝、去年1勝しか出来なかった 22歳の村中も既に9勝です。セリーグで規定投球回数に達してる9投手の内3人がヤクルトのこの“9勝トリオ”です。さらにエース舘山もここにきて4連勝と本来の調子を取り戻しています。去年防御率 4.72 だったセットアッパーの松岡も、今年はここまで 1.71 と別人のようです。勿論、22歳の増渕の台頭も見逃せないでしょう。
 
 
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