許が岩隈に投げ勝ちライオンズ４連勝！ 浅村プロ初ホームラン！

ソフトバンクに３連勝して首位奪回、意気上がるライオンズは仙台に乗りこんでＫスタとの３連戦です。初戦の先発はライオンズが許、楽天が沢村賞投手の岩隈。許にとっては４試合連続の炎上中で、今日が二軍落ちの最後のテストでした。

「え、なんで平尾じゃなくて浅村がサードスタメンなの」と疑問を残すスタメンでしたけど、今日はその浅村が活躍します。

１回裏、一塁走者内村の盗塁を上本が刺し、ピンチの芽を摘み取ります。２回裏には無死１,３塁と絶体絶命のピンチ。しかしここでも後続を犠牲フライすら打たせずに切り取り、点を与えません。３回裏のピンチも併殺で切り抜けます。

チャンスをことごとく潰した楽天に対して、先制したのはライオンズでした。４回表、中島14号ソロ、フェルナンデス４号ソロと２者連続ホームランで先制すると、大島の二塁打から浅村のタイムリー、片岡のタイムリーが飛び出し、ここまで難攻不落だった岩隈から一挙に４点を先制します。岩隈はこの回でＫＯ。

６回表には２番手山村から浅村のプロ初ホームランで１点を加え、６回裏１死２,３塁のピンチは４番山崎、５番ルイーズを打ち取って切り抜けます。

７回表からは日本球界復帰後初登板となる藪がマウンドにあがります。しかしライオンズはその藪からフェルナンデスの２点タイムリーとブラウンの犠牲フライで３点。なおも大島裕行の二塁打で１死２,３塁。チャンスだぞ！ 代打平尾を出せ！と思ったけど浅村がそのまま打席で四球。藪はここで被安打３、与四球３、犠牲フライで１アウトを取っただけでＫＯです。藪の防御率は108.00という驚異的な数字になりました。さらに代った佐竹からも１点を取り、この回は再び４点のビッグイニング。９－０と一方的なリードになります。

７回裏も１,２塁のピンチを切り抜けて、許は７回８安打２四球ながら無失点でマウンドをおります。しかし８回裏、ルーキーの岩尾がプロ初のマウンドに上がると、３安打２四球を許し１アウトも取れずにＫＯ。ここは小野寺が見事な火消しを見せて、この回の楽天の攻撃を３点で凌ぎます。

結局試合は－でライオンズの圧勝。２位ソフトバンクが敗れたため、ソフトバンクとは１.５ゲーム差に広がりました


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http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100810/bbl1008102208034-n1.htm